九龍城侯王古廟Hau Wong Temple, Kowloon City
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国香港 · 香港 · 九龍黄大仙区 · 聯合道と東頭村道の交差点、九龍寨城公園の西側。俗に「九龍城侯王廟」と称し、行政上は黄大仙区に属する
- 座標
- 22.3327, 114.1875 地図 ↗
- 創建
- 約1730年(清雍正八年)あるいはそれ以前 · 廟内の雍正八年銅鐘の年代から推定される。ほかに南宋末から元初にはすでに小祠があったとする説もあるが、実物の裏付けはない。1928年より華人廟宇委員会が管理
- 文化財指定
- 香港法定古跡(2014)
概説
九龍城侯王古廟は九龍寨城の西側に位置し、廟内の雍正八年(1730)銅鐘の年代から、その頃かそれ以前の創建と推定される。香港で確実な紀年を持つ最古の廟宇の一つである。主祀神は楊侯大王で、その身元には異説があり、比較的通行しているのは、南宋末年に帝昺の南遷を護衛した国舅楊亮節であるとする説である。廟は石積みの高台の上に建てられ、前面には独立した歇山頂の香亭を配し、後殿の山壁には香港では珍しい「五岳朝天」式が用いられている。廟中には初代九龍巡検司の許文深が1847年に寄進した香炉が保存されており、廟の後方には1888年に張寿仁が一気に書き上げた巨大な「鶴」の字の石刻があり、九龍城の著名な題刻となっている。1928年より華人廟宇委員会が管理を引き継ぎ、2005年には約400万香港ドルをかけて大規模な修復が行われ、翌年再開した。2014年10月24日に香港法定古跡に指定された。
見どころ
- 雍正八年の銅鐘
- 1847年の許文深寄進の香炉
- 1888年の一気書きの「鶴」字石刻
- 「五岳朝天」式の山壁