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フレズノ列聖宮(致公堂廟)Liesheng Gong (Temple of Many Saints), Fresno

種類
海外道観
所在地
米国 · カリフォルニア州 · フレズノ(Fresno) · G街939番地、現在のフレズノ華人街China Alley地区に位置。建物は1965年に取り壊され、神像と法器は現在フレズノ郡歴史協会(Fresno County Historical Society)が所蔵している
座標
36.7304, -119.7932 地図
創建
1880年代初頭 · 致公堂(Chee Kung Tong)が資金を集めて建立。1936年に一般公開を停止し、その後中華会館が使用。1965年に取り壊された

概説

フレズノ列聖宮は致公堂が1880年代初めに資金を集めて建立した二階建てのレンガ造りの廟宇で、一階は集会場、二階は廟堂であり、神龕の木彫は記録によれば1869年に広東で彫られてからアメリカへ運ばれたもので、カリフォルニア中央渓谷における華人宗教建築の代表例である。1890年前後、フレズノの華人街はすでにカリフォルニア最大級の華人街の一つとなっており、本廟はその宗教的中心であった。主壇には五体の神像を祀る。北帝(玄天上帝)・関帝・天后・華佗・財神であり、北米各地の同名「列聖宮」ではしばしばそのうちの一体が観音に置き換えられているのと異なり、フレズノには観音像がない。CINARC『アメリカ初期華人廟宇神祇名録』は本廟の北帝像を北米における北帝造像の代表図版として採用しており、本廟は北帝信仰がカリフォルニア内陸の農業移民社会に定着していたことを示す重要な実証である。1936年、廟宇は一般公開を停止し、中華会館の使用に転じた。1965年に建物が取り壊される前、『フレズノ・ビー』紙が主壇の写真を撮影しており、その後、神像と法器はすべてフレズノ郡歴史協会に寄贈され、長らく倉庫に保管されていた。2024年、同協会はフレズノ中華会館とともに「中国からフレズノへ:百五十年の文化の旅」特別展を共催し、五体の神像がはじめて再び公開展示された。

見どころ

  • 1880年代初め、致公堂が資金を集めて建立した二階建てのレンガ造り廟宇
  • 神龕の木彫は記録では1869年に広東で彫られアメリカへ運ばれた
  • 主壇の五神:北帝・関帝・天后・華佗・財神
  • CINARCは本廟の北帝像を北米北帝造像の代表図版とする
  • 1936年閉廟、1965年取り壊し、文物はフレズノ郡歴史協会が保管