井里汶潮觉寺Kelenteng Tiao Kak Sie (Vihara Dewi Welas Asih), Cirebon
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- インドネシア · 西ジャワ州 · チルボン(Cirebon) · Jalan Kantor No.2, Lemahwungkuk, Cirebon(旧港近く)
- 創建
- 17世紀 · 廟の由緒書は1595~1600年前後とするが、一般には17世紀を信頼しうる区間とし、確切な年は今後の検討課題である
- 文化財指定
- チルボン市文化遺産(Cagar Budaya)登録
概説
打浪廟(Klenteng Talang)は井里汶(チルボン)旧港区に位置し、西ジャワ北岸最古の華人廟の一つである。廟の由緒書は十六世紀末の創建とするが、一般には十七世紀を比較的信頼しうる年代とする。主祀神は観音(インドネシア語訳名 Dewi Welas Asih、すなわち「慈悲の女神」)で、天上聖母・福徳正神・関帝などを配祀する。井里汶はジャワ北岸の重要な古港であり、華人・アラブ・ジャワの文化が交わる地であった。当地のスルタン王朝の宮殿や陵墓の装飾には中国の青花磁片が多用され、華人の工匠もこれに携わったとされ、廟の建築にも現地化の特徴が顕著に見られる。スハルト政権期に仏教のヴィハーラとして登録し直され、法定名称は Vihara Dewi Welas Asih である。廟の創建年については独立した文献による裏づけを欠くため、本条では断定しない。
見どころ
- 西ジャワ北岸最古の華人廟の一つ
- 主祀神は観音、インドネシア名 Dewi Welas Asih(慈悲の女神)
- 井里汶は華人・アラブ・ジャワ文化が交わる古港
- 当地のスルタン宮殿・陵墓は中国の青花磁片で多く装飾
- 創建年は独立した文献による裏づけを欠く