アララット金山華人遺産センターGum San Chinese Heritage Centre, Ararat
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- オーストラリア · ヴィクトリア州 · アララット(Ararat) · Western Highway, Ararat, Victoria
- 創建
- 2001年開館 · 1857年に華人鉱夫が広東鉱脈(Canton Lead)を発見し、これによって町が成立したことを記念する。
概説
アララットはオーストラリアで唯一、華人によって開かれた町である。1857年、南オーストラリアのロブ(Robe)に上陸し、ヴィクトリア州の入境人頭税を回避するために内陸を徒歩で横断した広東籍の鉱夫の一団が、この地を通りかかった際に非常に豊かな沖積金脈を発見し、これを「広東鉱脈」(Canton Lead)と名付けた。集落はこうして形成され、アララットはこれによって町として成立した。金山(ガムサン)華人遺産センターは2001年に開館し、建物は中国風の意匠を取り入れ、展示・映像・場面再現によってゴールドラッシュ時代の華人の移住・労働・信仰、および彼らが受けた排斥を再現している。その性質は誠実に明記されねばならない。ここは記念的・解説的な遺産センターであって宮観ではなく、館内の神龕と祭祀の設えは復元展示に属する。アララットの歴史上の華人廟宇は既に現存しない。この地は「ロブ上陸-徒歩でのヴィクトリア入り」というオーストラリア華人移住史の重要な経路を理解する上で中心的な場所である。
見どころ
- オーストラリアで唯一、華人が開いた町
- 1857年に広東鉱脈(Canton Lead)を発見
- ロブ上陸から徒歩でヴィクトリアへ入る移住経路の要衝
- 2001年に開館した遺産解説センター
- 宮観ではなく、館内の祭祀の設えは復元展示