張商英Zhang Shangying
- 字・道号
- 天覚, 無尽居士
- 時代
- 北宋
- 生没年
- 1043 — 1121
- 役割
- 宰相居士三教の学者
- 出身地
- 蜀州新津(今の四川省新津)
生涯
張商英、字は天覚、号は無尽居士。北宋の大臣・学者で、大観四年(1110)に宰相となり、翌年罷免された。三教に兼通し、仏教居士として著名であった(『護法論』を著す)が、道教にも深く通じており、『道徳経』『南華経』に注を施し、『金籙斎三洞讃詠儀』三巻、『続清涼伝』を撰した。また宋の徽宗の時期における道教の修建・崇奉のために力を尽くし、たとえば道蔵の編修を奏請し、太一宮の修建に携わるなどし、劉混康ら道士との交流もあった。徽宗の初年、蔡京と政争を繰り広げ、節用を主張し花石綱に反対した。道教史上、士大夫が三教を兼修した典型的人物である。宣和三年(1121)に卒した。
業績と影響
- 『老子』『荘子』に注を施し、『金籙斎三洞讃詠儀』を撰し、徽宗朝の道教事務に関与した
- 北宋の士大夫による三教融通の代表的人物
著作
- 『金籙斎三洞讃詠儀』
- 『護法論』
- 老子注(佚)
参考文献
- 《宋史·张商英传》
- 维基百科:张商英
- 卿希泰主编《中国道教史》第二卷