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葉静能Ye Jingneng

時代
生没年
? — 710
役割
道士法術の士
出身地
括州括蒼

生涯

葉静能は唐の中宗の時の道士で、括州の人。葉法善の叔祖(一説に叔父)とされる。符籙の法術をもって中宗・韋后の寵信を得て、景竜年間に国子祭酒を務め、武后・中宗期に道士が政治に参与した代表的人物の一人であった。景雲元年(710)、李隆基と太平公主が政変を起こして韋后を誅すると、葉静能は韋氏の党与として殺された。敦煌変文には『葉浄能詩』(一に『葉浄能話』とも作る)があり、彼を妖を斬り神を召し月宮に遊ぶことができる道術の大家として造形しており、唐五代における民間道教叙事の重要な作品である。そのなかの少なからぬ情節はのちに葉法善にも付会され、二人の事跡はしばしば混同される。この「葉浄能」の物語が敦煌写本のなかで流布していたことは、盛唐宮廷道士の形象がすでに説唱文学を通じて民間に入り込んでいたことをも示している。

業績と影響

  • 中宗朝における道士の政治参与の典型
  • 敦煌変文『葉浄能詩』により、唐代民間道教叙事を代表する形象となった

伝説

敦煌本『葉浄能詩』に記す水府に入る、老竜を斬る、西王母を迎える、月宮に遊ぶなどの話は、いずれも伝説に属する。

参考文献
  1. 《旧唐书·中宗纪》《旧唐书·方伎传》
  2. 敦煌写本《叶净能诗》(S.6836)
  3. 维基百科:叶静能