王老志Wang Laozhi
- 字・道号
- 洞微先生
- 時代
- 北宋
- 生没年
- ? — ?
- 役割
- 方士宮廷道士
- 出身地
- 濮州臨泉(今の山東省鄄城一帯)
生涯
王老志、北宋徽宗の時の方士で、濮州臨泉の人である。もと転運司の小吏であり、親に事えて孝をもって知られた。「異人に遇いて丹を得た」とされ、家を捨てて草舎に隠居し、禍福を予言することで知られるようになった。政和三年(1113)、太僕卿王亹の推挙により都に入り、徽宗に召見され、「洞微先生」の号を賜り、蔡京の邸に居した(一説に観を建てたともいう)。予言の多くが的中したこと、および密封した「往事を言う」書を献じたことにより寵を得た。彼は林霊素に先んじて徽宗の崇敬を受け、王仔昔と並称された。後に帰郷を願い出て、まもなく卒した。事跡は『宋史・方技伝』に見える。王老志と王仔昔が相継いで寵を得たことは、徽宗前期における方術・予言への関心を反映するとともに、その後の林霊素による神霄運動への道を開くものともなった。
業績と影響
- 徽宗朝初期に寵を受けた方士で、徽宗の崇道の濫觴となった
伝説
伝説によれば、異人より丹を授けられた後、人事を予知できるようになり、ある夜には天宮に夢遊したという。
参考文献
- 《宋史·方技传·王老志》
- 维基百科:王老志