史崇玄Shi Chongxuan
- 字・道号
- 史崇
- 時代
- 唐
- 生没年
- ? — 713
- 役割
- 道士道経音義編纂者
- 出身地
- 不詳
生涯
史崇玄、唐の中宗・睿宗期の道士で、長安太清観の観主。中宗の神龍・景龍年間、太平公主の引き立てにより宮中に入り、「左道を以て進む」とされ、官は鴻臚卿に至り河内郡公に封ぜられた。睿宗の時には金仙・玉真の二公主の入道儀典を主宰したこともある。勅を奉じて両京の道士・学者とともに『一切道経音義』百十三巻(一説に百四十巻)を編纂し、また『妙門由起』六巻(現存するのは『一切道経音義妙門由起』一巻)を撰した。これは唐代における官による道蔵整理と道経音義編纂の重要な成果であり、その経目は開元以前の道蔵の様相を研究する上での拠り所ともなっている。先天二年(713)、玄宗が太平公主を誅した際、史崇玄はその一党として処刑された。
業績と影響
- 『一切道経音義』の編纂を主宰し、唐代の官修道蔵音義の作とした
- 『妙門由起』には初期道経の引文が多く保存されている
著作
- 一切道経音義(佚)
- 一切道経音義妙門由起
参考文献
- 《旧唐书·睿宗纪》《新唐书·太平公主传》
- 《一切道经音义妙门由起·序》
- 陳国符『道蔵源流考』