ミシェル・ストリックマンMichel Strickmann
- 字・道号
- Michel Strickmann
- 時代
- 現代
- 生没年
- 1942 — 1994
- 役割
- 漢学者道教学者
- 出身地
- 米国
生涯
司馬虚(ミシェル・ストリックマン)、アメリカの漢学者、若くしてパリでカルテンマルク、施舟人に師事し、後にカリフォルニア大学バークレー校教授を務めた。上清経研究で知られ、博士論文と専著『茅山道教——上清啓示の年代記』(Le Taoïsme du Mao chan: chronique d'une révélation、1981年)で東晋の楊羲・許謐の降誥と上清経の形成を体系的に考訂し、その論文「茅山の啓示——道教と貴族」(The Mao Shan Revelations)は西洋における上清研究の基礎を築いた。彼はまた道教史研究において「道教」の概念を厳格に限定すべきだと主張し(天師道を源流とする宗教伝統のみを指すとする)、学界で長らく議論を呼んだ。このほか道教と仏教密教の関係、中国医薬と宗教治療を研究し、遺著『呪文と官僚』(Mantras et mandarins)、『中世中国の医薬と宗教』(Chinese Magical Medicine)などが没後に出版された。
業績と影響
- 上清経と茅山道教の起源を体系的に研究した
- 厳格な「道教」の定義を提起し、方法論的議論を推進した
- 道教・密教と医薬の関係を研究した
著作
- Le Taoïsme du Mao chan
- The Mao Shan Revelations: Taoism and the Aristocracy
- Mantras et mandarins
- Chinese Magical Medicine
参考文献
- Wikipedia: Michel Strickmann
- Anna Seidel, Chronicle of Taoist Studies in the West
- Chinese Magical Medicine 编者前言