羅公遠Luo Gongyuan
- 字・道号
- 羅思遠
- 時代
- 唐
- 生没年
- ? — ?
- 役割
- 道士方術の士
- 出身地
- 鄂州(現在の湖北武昌、一説には彭州)
生涯
羅公遠は唐の玄宗開元年間の著名な道士で、葉法善・張果とともに玄宗朝の三大異人と並び称される。生涯の事跡は主に『太平広記』に引く『逸史』『神仙感遇伝』などに見え、正史に伝はない。伝えるところによれば、玄宗のために隠形の術を行いながら十分には授けなかったため、玄宗は怒って彼を殺したが、のちに蜀道で彼を見た者があったという。また葉法善・金剛三蔵と法を闘わせた話、玄宗を伴い月宮に遊んだ話(この話は葉法善にも付会される)もあり、唐の玄宗と道教の縁を結ぶ物語群の核心的人物である。その生没年は考えることができない。宮廷道士の形象として、羅公遠は盛唐宮廷が方術に耽溺した様相と、その後の民間における玄宗の時代への神仙化された想像とを集中的に反映している。
業績と影響
- 盛唐宮廷道術叙事の代表的人物
伝説
以上の事跡(隠形の術、月宮、法闘、殺されてのちに現れたこと)はいずれも伝説に属する。
参考文献
- 《太平广记》卷二十二引《逸史》
- 杜光庭《神仙感遇传》
- 维基百科:罗公远