賈善翔Jia Shanxiang
- 字・道号
- 鴻挙, 崇徳悟真大師, 蓬丘子
- 時代
- 北宋
- 生没年
- ? — ?
- 役割
- 道士仙伝の作者
- 出身地
- 蓬州(今の四川省営山・儀隴一帯)
生涯
賈善翔、字は鴻挙、号は蓬丘子は、北宋の道士で、蓬州の人である。神宗・哲宗の時、京師の太一宮、上清儲祥宮に相次いで住し、「崇徳悟真大師」となり、元祐年間(1086–1094)にはしばしば宮廷にて侍講した。彼は『猶龍伝』六巻を撰し、老子の降生・化胡・歴代の顕化および唐宋の帝王による尊崇の事跡を集め、宋代における老子伝記の代表作となった。後の謝守灝『混元聖紀』とともに老子神話の系統的総集をなす。また『高道伝』十巻(佚。『歴世真仙体道通鑑』などに散見する)を撰し、歴代高道の事跡を記した。ほかに『太上出家伝度儀』『南華真経直音』がある。生没年は不詳。賈善翔は北宋中期における宮廷道士と道教史伝編纂の代表的人物である。
業績と影響
- 『猶龍伝』を撰し、老子神話と尊崇の歴史とを体系的に編纂した
- 『高道伝』を撰し、宋以前の道士伝記の重要な典拠となった
著作
- 『猶龍伝』
- 『高道伝』(散佚)
- 太上出家伝度儀
- 『南華真経直音』
参考文献
- 《犹龙传·序》
- 《历世真仙体道通鉴》
- 卿希泰主编《中国道教史》第二卷