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アンリ・マスペロHenri Maspero

字・道号
Henri Maspero, アンリ・マスペロ
時代
現代
生没年
1883 — 1945
役割
漢学者道教研究の先駆者
出身地
フランス、パリ

生涯

マスペロ(Henri Maspero)、フランスの漢学者、コレージュ・ド・フランス教授、ヨーロッパにおける道教研究の創始者。エジプト学者ガストン・マスペロの子であり、若くしてフランス極東学院に勤務、1920年よりコレージュ・ド・フランスの中国語言文学講座教授を務めた。マスペロは『道蔵』を体系的に利用して道教を研究した最初の西洋人学者であり、道教の養生術(「養神」「服気」など)、道教神学と儀礼、および道教と仏教の関係に関する論文は、それまで西洋が道教を「堕落した老荘哲学」とみなしていた偏見を打破し、道教こそ中国土着宗教の中核であると主張した。第二次大戦中、息子がレジスタンス運動に参加したため、ナチスに逮捕され、1945年ブーヘンヴァルト強制収容所で死去した。遺著はカルテンマルクにより『道教と中国の宗教』(Le Taoïsme et les religions chinoises、1971年、英訳1981年)としてまとめられ、西洋道教学の古典となった。

業績と影響

  • 『道蔵』を体系的に利用して道教を研究した最初期の学者で、道教を宗教研究の対象として確立した
  • 道教の養生と儀礼を研究し、フランス道教学派の基礎を築いた
  • 『道教と中国の宗教』は西洋道教研究の古典である

著作

  • Le Taoïsme et les religions chinoises(道教と中国宗教)
  • La Chine antique(古代中国)
  • Mélanges posthumes
参考文献
  1. Wikipedia: Henri Maspero
  2. Anna Seidel, Chronicle of Taoist Studies in the West 1950-1990
  3. 维基百科"马伯乐"条目