秋月観暎Akizuki Kan'ei
- 字・道号
- 秋月観暎
- 時代
- 現代
- 生没年
- 1922 — 2004
- 役割
- 道教学者弘前大学教授
- 出身地
- 日本
生涯
秋月観暎は日本の道教学者で、弘前大学教授。浄明道研究で知られる。著書『中国近世道教の形成――浄明道の基礎的研究』(1978年)では、許遜信仰の六朝から宋元に至る変遷、何真公と劉玉による浄明道、およびその「忠孝」倫理と儒学との関係を体系的に考察し、浄明道研究の基礎を築いた著作として中国語訳も刊行された。また論文集『道教と宗教文化』(1987年)などを編み、日本道教学会の活動にも参加した。その研究は浄明道を宋元における儒学の興隆と地方士紳社会という背景のもとに位置づけたものであり、方法論的には後の中国大陸・欧米の学者による浄明道論議にも影響を与えた。
業績と影響
- 『中国近世道教の形成』を著し、浄明道研究の基礎を築いた
- 許遜信仰の変遷を研究した
- 『道教と宗教文化』論文集を編んだ
著作
- 中国近世道教の形成:浄明道の基礎的研究
- 道教と宗教文化(編)
参考文献
- 《中国近世道教的形成》中译本
- 日本道教学会资料